籾摺機の新機種開発に当たり、最重要部分であるジェットファンの改良を行いました。ジェットファンは１分あたりおよそ１５００回転という高速回転のため、籾の様子は目では見ることができず、手探りの状態で試験を行いました。また、試作部品の一つひとつが手づくりであるため、制作に時間もかかり、開発に１年以上費やすこととなりました。そうした研究開発により「お米がきれい」、「作業音が静か」という特徴を伸ばしつつ、脱ぷ性能（籾を玄米ともみ殻に分離する割合）を向上させた新型ジェットファンの開発に成功しました。